ピンクハウス チュニック
乙女ファッションの元祖としてピンクハウスは不動のブランドイメージを築きあげましたが、丈の長いスカートやチュニック丈のワンピースにたっぷりのフリルワークや華やかなプリントを施したそのデザインは、当時圧倒的な存在感で、高価でもありましたがその分多くの女性の憧れの的ともなりました。
ピンクハウスのデザインの特徴は華やかなフリルやプリントだけではなく、ウエストラインを強調しないA型のラインを主体としている点にも特徴があります。
フリルワークやプリント柄はその前に流行ったフォークロアファッションでもありましたが、ここでのラインはウエストを絞ったデザインもありました。
しかし、ピンクハウスでは基本的にウエストのくびれをあまり見せない、いわゆる幼さの残るようなファンシーさをポイントにしたのです。
従ってピンクハウスではチュニック丈のアイテムも重用されることとなって、トップスやワンピースなどにも数多く登場しているのです。
最近チュニックという名称は馴染みのあるものになっていますが、もともとは古代ギリシャ時代から使われていたトゥニカ(tunica)という女性だけではなく、男性用も含めたコートのような衣類が発祥とされています。
現代ではすっかり女性用のアイテム専用となっていますが、特に日本でのチュニックの形状は、シンプルな筒状のタイプ、筒状のままでAラインに広がるタイプ、アンダーバストから切り替えてAラインドレスのように裾を広げるタイプ、切り替えを腰の位置まで落として裾をスカートのように幅広にするタイプ、など多様ですが、基本的に全体をゆったりさせたデザインが主流です。
ただし欧米ではウエストを絞ったタイトなものもあります。
一般的にチュニックは、パンツルックでのボトムスと組み合わせて、ちょっとマニッシュになりがちなパンツルックスタイルを女性的に変える効果を持っていますが、ピンクハウスでもトップスに合うように7分丈の裾に3段フリルをあしらったレギンスなどを用意して一層女性らしさが演出できるようになっています。
又、Tシャツやキャミソールなどの上に透け素材のチュニックを重ね着することで、シンプルイメージのカットソーに繊細さを加えたりしますが、ピンクハウスでは更に、チュニックブラウスとコーディネイトできるレース使いの短めのスカートの提案などもしています。
更にパフスリーブのチュニックも多く女性らしさも十分演出できます。
チュニックは現在流行りのファッションで、着こなしのバリエーションも広いことから、カジュアルなシーンではもっと活躍するようになるでしょう。